弊社は、元治元年(1864年)小野庄左衛門正常により創業されました。その後、昭和26年1月17日、株式会社小野酒造店となり現在に至っております。私は6代目になります。
弊社が150年以上に亘り酒造を続ける事が出来ていますのは一重に、長年弊社のお酒をご愛飲下さり、また現在ご愛飲いただいておりますお客様、山田錦や美山錦、金紋錦など素晴らしい原料米を生産して下さっている農家の皆様、我が社の発展の為にご尽力いただいた歴代の社員の皆様、影に日向に常に弊社を支えて下さいました地元の皆様のお陰と、つくづく感じております。
そして現在、多くの皆様とのご縁により継続させていただいており心より感謝、御礼申し上げます。 弊社は創業以来様々な新しい技術の導入や挑戦を続ける一方、手造りの伝統をしっかり守ってきました。
日本酒は麹・酵母と言う微生物の力を借りて醸します。主役は微生物。どんなに近代化されようとも、人が微生物と直接触れ合う手造りは、自らの思いをお酒に反映させるためにも欠かせない事です。
これからも、手造りの伝統を守りながらお酒を通じて社会に貢献すべく、人と人との繋がりを大切に、より良きお酒をお客様にお届け出来ますよう社員一同精一杯努力して参ります。
これからも宜しくお願い申し上げます。