「酒のさわ屋」

お客様が欲しいと言う商品を仕入れ続けたら
ドンドンお店が大きくなった。

お客様の声を大切にし、
お客様の期待に応える。
そして地域に溶け込む酒屋となる。

辰野の中心に構え、町民にとっては無くてはならない身近な存在。

戦前、曽祖父からの時代にスタートしたさわ屋。
「100年以上は続いていると思うよ！」
この歴史の重みをサクッと言う店主は4代目となる。

もともと、山梨で造り酒屋を営んでいた本家。
4人いた子供達は甲州街道沿いにそれそれ酒屋をはじめる。
本家から一番近い場所に長男。次に近い場所へ次男。
歳が若くなるにつれて遠方になり、末っ子の曽祖父は、本家から一番遠い辰野町平出に店を構えた。遠方が理由で、曽祖父の店へは本家から酒が届かなかった。
よって地元の酒、「頼母鶴」を創業当初から仕入れている。
小野酒造店との付き合いはとても古く永い。

沢山の商品をゆったりと買い物ができるよう、広いスペースでの展開。気軽に買い物ができ、必要な商品が並ぶ。

レジ横には焼酎の量り売りもある。気楽に飲めるよう、配慮されている。

地域に近く、お客様との距離を全く感じない店。
お客様のニーズに答え、つまみはもちろん、調味料や漬物用の味噌までも置く。

「醤油がないっ！ちょっとそこまで買い物行ってくる！」夕飯の支度中に慌てて買い物に行く。そんな昭和な場面を現代では想像しないだろう。しかしここでは想像できる。それだけ馴染み感のある店。ちょっと行ってくる店。

晩酌用からご贈答用まで揃う。
欲しいものがそこにある。地元に愛される店。

20台の駐車スペース。夕方の混み合う時間帯でも安心して立ち寄れる。

辰野産の商品をしっかり販売する店。
「町民の99％が夜明け前を呑む」と言う方もいる。この状況をつくった酒屋の一つ。
地元だから当たり前と人は言うが、けして当たり前ではない。ここまで根付く事はそうはない。

「ブランドイメージがしっかりある夜明け前。安売りはしない！」と店主が言う。本当にありがたい言葉。
お酒を飲んだことがない方に、進めやすいお酒であって欲しい。いつまでも…
さわ屋ではダントツ一番で売れる夜明け前。お互い頑張りましょうと励まされる。

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