酒屋紹介 特別取材 行けばわかる酒屋さん紹介! 「夜明け前」との付き合いがもっとも長く深く、奮闘している酒屋販売店をご紹介! こだわり、思いが様々である個性溢れる酒屋。 共通して言える事は心が深い事。 長野に来たら酒屋巡りも面白い。

 

「喜久屋 きくや」

 

酒好きが来て、集い、酒談議が始まる。
時には、お客様が珍しいお酒を持って店にやってくる。
酒好きである事を全て吐き出し、聞いてくれて楽しい時間にしてくれる。
店主の人柄がそうさせる酒屋。

 

kikuya01

夜明け前が造られる町、辰野。その中心部にある店。
夜明け前との付き合いは65年も続く。「町民は夜明け前しか飲まない」と言う方もいるほど、地域に愛されている夜明け前。
その原点を作った酒屋の一つでもある。夜明け前にとっては無くてはならない酒屋。

 

kikuya03

箕輪町にある山岸酒店の従業員であった祖父が退職し、この辰野町へ、稼業として酒屋を始めたのがスタート。
開業して70年経つ現在、3代目となる店主が奥様と二人で営む。

 

kikuya11

洋酒を多く取り扱う酒屋として知られている。
日本酒については長野県の酒を多く取り扱う。全国新酒鑑評会で受賞する蔵が多い長野県。「他県の酒を取り扱わなくても、美味しい酒がいっぱいある県だ」と言う店主。ありがたい言葉を頂く。

 

kikuya07

お馴染みのアルコール度数、21%の日本酒、夜明け前「大辛口」。このラベルや首掛けはこの店デザイン。
大辛口は多くの方に喜んで頂き、ファンも多い酒の一つ。夜明け前と密接な関係である事が、ここでも分かる。

 

kikuya10

「この店に来るお客は話が長い」と微笑みながら言う。時を忘れて話込んで、また店主の話に聞き入ってしまう。奥様も一緒に盛り上がるアットホーム感。ここは酒好きの集いの場。いつの間にか酒ファンの居場所。そして何度も足を運ばせる。長くなるのも無理はない。

kikuya13

取り扱う店が少ない洋酒を求めるコアなお客様は、遠方からもやってくる。

 

kikuya05

高級酒を主に扱う店。日本酒は特別本醸造以上の日本酒しか置かない。そして、より深いお客様はビンテージの酒や、より高級な酒を地下貯蔵庫で探すようだ。

 

kikuya06

冷蔵ケースの一角に四角で囲ったゾーン。知る人ぞ知る「お買い得コーナー」。
売れ残り新酒が出てきてしまった前年の酒や、ラベルが変更となった酒など、通常の棚に置けない酒が特価で登場するコーナー。酒は賞味期限がない為熟成し、味わいが変わる。ものによっては化けて、より深く旨味を醸す酒になる。それを知ってるお客はコーナー目当てに訪れる。

kikuya08

この店は「ドラゴンシードルの販売元」として名が知れている店でもある。
地元のリンゴ農園から、売り物にならないリンゴをコンテナで頂いていた店主。小さなキズだけで売れなくなる美味しいリンゴを再利用出来ないかずっと考えていた。その夢が現実になったのが2017年。ドラゴンシードルとなって生まれ変わった。
「地元+辰野町食の革命プロジェクト+上伊那で特徴あるシードルを作ろう!」 と、オール上伊那でプロジェクト始動した。
国際的なシードル審査会「フジ・シードル・チャレンジ2017」で国産で唯一金賞を受賞した世界に評価されたシードル。
リンゴの甘口。辛口。カシス、ブルーベリーと4種で展開。カシスについては、楽しみながら栽培も始めた。「いずれ国産のカシスでシードルを造りたい」と、思いを語る。毎年、店主好みの味に仕上がるシードルは、それぞれの果実の色がしっかり色付き、グラスに注ぐ時から高揚し、果実の深い旨味と甘みをはじきなが喉を通っていく逸品。今後の展開が楽しみである。

kikuya09

この地域はご贈答に必ず包装をする。どんな素敵な箱であろうとキレイに包装しリボンを結ぶ。贈る方への想いが強いのでしょう。
その地域性を喜んで引き受ける奥様。どんな形状でも見事な包装をする腕の持ち主。
話題が豊富な喜久屋。楽しめる酒屋である。


kikuya02

店舗情報

喜久屋酒店  google map
喜久屋酒店 公式サイト
【ジャンル】 酒販店
【営業時間】9:00~20:00
【定休日】無休
【住所】〒399-0428 長野県上伊那郡辰野町伊那富2832−1
【駐車場情報】  あり    8台
【アクセス】JR辰野駅より徒歩で10分、JR宮木駅より徒歩で3分
【電話番号】0266-41-0052