「酒文化 いたや」
地元の酒を守りたい。地元の酒蔵を守りたい。
信州を愛し、地元を愛する酒屋。
「信州伊那市で日本酒を買うなら “いたや” だよ」
昔から伊那の人は言う。何故なら、店主の思いを知っているから。
「美味しいお酒のある暮らし」
生活の中にあるお酒とそれらが、地域の原材料で醸されること。その仕事たちが地域で回ってゆくこと。
これがいたやが思う「酒文化」。
酒を通じて伝え続ける事が使命であり、愉しみである。
伊那市の高遠城址へ向かう道。高遠線沿いにある「いたや」。地元では大変馴染みの店。
昭和27年、蔵元信濃錦に勤める傍ら酒販免許を取得した祖父が「井田屋酒店」を開業。
平成8年、3代目の店主となる中村修治さん。日本酒の話、お客様の話など、お話頂く姿はとても真摯で丁寧。
祖父が蔵元信濃錦に勤めていた為、現在も蔵元信濃錦の膝元として店を構える。より力を入れるこだわりは「地域の酒を、酒蔵を、守りたい」。そう思い行動している事。
近年は地元産米にこだわる蔵元が増え、地域の農業を支えている。長野県の水田の水を全部足すと琵琶湖の水の量と同じと聞きました。水田が災害から地域を守る保水力もあるのです。
「失われたら元に戻らない、自然と酒蔵を守る責任が私たちにはあります」
と、次世代へも繋げ伝え続ける姿勢を学ぶ。
長野県は山と谷と川で出来ており、同じ市内でも水脈が違いお酒の味が違ってくる。
また、伊那谷には蔵元のクセ ( 個性 ) が良く表れているお酒が多いと思う。地元の消費者に支えられている蔵元が多く、それぞれのストーリーがあり、買う側も選ぶ楽しみがある。
どんな方が、どんな思いで、また、どこのお米や麹・酵母・水を使い造っているのか、深く考えていくと楽しい。
酒蔵を思い、伊那谷の日本酒を数多く揃えている。
老若男女問わず、年齢も幅広く県内外からお客が訪ねる。
信州の地酒のイメージはとても良く。旅や仕事で立ち寄り、自分や大切な方への土産に最適と好評。
伝え続ける活動を日々積極的に行っている店主。数多くのイベント出演や情報誌でコラムの連載などで活躍する。
写真は、地域の情報紙に毎月1回掲載している、地元ではお馴染みの人気コラム。「誰かが一人でも喜んでくれると思うことが活動の原動力。」伝えたい思い。真の優しさが見える。
「まだまだ日本酒の楽しさを知らない人たちが沢山いますし、毎年成人される方も大勢います。興味を持っていただければ納得ゆくまで説明させていただきたいと思っています。」
と、新成人や日本酒を初める方に言う。ここに行けば酒の楽しみ方を覚える事でしょう。
集い繋がるくらしのお店 「ヒナタヤ」
いたやの駐車場内には、集い繋がるくらしのお店 「ヒナタヤ」がある。
現在は「毎週金曜日11時~18時」で営業。天然調味料、自然食品、雑穀などを扱うヒナタヤ。ここは「いたや」店主の奥様である中村美紀さんが経営している店。
※2021年11月より営業形態をリニューアルする予定。
店内は檜の香りに包まれて、キレイに調味料などがディスプレイのように置かれている。外の光が店内の照明となり、自然の温もりが潜在意識を優しく刺激し、時を忘れる癒し空間となる。
「自分の好きな事が人と人をつなげ幸せになれたらいいな。」
人や地球、地域に優しいモノや食を、ゆるりとした時の中で感じ、楽しむ。そこに共感したり、興味をもった人が集う。
~中村美紀さんの活動情報~
★ダーニングワークショップなど、様々な活動を月に2.3回開催。
※ダーニングとは、衣服のシミや穴の開いた個所を可愛らしく刺繍をし、衣服を生き返らせるワークショップ
関心を持ってくださった方はFakebookやInstagramをご覧ください。
中村美紀 Fakebook
hinataxmiki Instagram
★いなまち着物部
日常的に着物を着たい!そんな方をサポートしたい活動
いなまち着物部 Fakebook
店舗情報
酒文化 いたや google map 酒文化いたや公式サイト |
【ジャンル】 酒販店 |
【営業時間】9:00~20:00 |
【定休日】日曜日 |
【住所】〒396-0009 長野県伊那市日影171 |
【駐車場情報】 あり 7台 |
【アクセス】中央道伊那インターチェンジより車で15分 |
【電話番号】0265-72-2331 |