お酒とお菓子の店「恵比寿屋商店」

通も御用達！こだわりの酒専門店

確かな目利きと遊び心溢れる品揃え。
今日も絶え間なくお客さんがやって来る、
明るい笑顔が迎えてくれるお店

町の中央を天竜川が流れる松川町は、長野県南部、下伊那郡の最北に位置する。
梨やリンゴなどが特産として挙げられる自然豊かなこの町には近年都会からの移住者が増え、オシャレで美味しい飲食店も多い。気候も穏やかで、ぶらりと訪れるには最高の土地である。

JR飯田線上片桐駅から徒歩1分。1930年（昭和5年）開業の恵比寿屋さんは、今年で創業93年。
開業当時は上片桐駅が終点だったこともあり、宿場町としてとても賑わっていたという。
酒、菓子、生活雑貨などを扱う商店として地域に根差した商売から始まった恵比寿屋さん。現在は地酒・ワインがメインで、個性的な酒の肴や洋菓子まで揃う。

あっこさんの名で親しまれ明るい人柄からファンも多い、恵比寿屋商店・3代目店主の伊藤晶子さん。
買い物を楽しんでもらいたい。そんな思いから「飲んで欲しい！食べて欲しい！」と思ったものばかりをセレクトしているという店内には、地酒、ワインの他にも晶子さん厳選の酒のつまみになる鯖缶やおせんべいなどが所狭しと並んでいる。

お店には、会話を楽しみに訪れる常連さんがひっきりなしにやってくる。店内はいつでも朗らかな笑顔と会話にあふれている。

常連さんからは、「お酒やワインがほしいとき、他では手に入らないものや、間違いなく旨いものを薦めてくれる。店員さんみんなの人柄がよく、話が弾むので、ついつい寄ってしまう」というお話もお伺いできました。
贈答用として綺麗にラッピングされた、お酒と鯖缶などのおつまみを組み合わせたセットも人気商品のひとつ。

店内のあちこちに、デザインを勉強されていた晶子さんの手書きPOPが。
味見が得意！と答えてくれた晶子さんの感じたままのコメントや、味わいのある色使いは見ているだけでも楽しい気分になれる。どのPOPもお酒に対する熱い想いや愛情に溢れていて、造り手の思いを代弁してくれる大切なツールとなっている。

お店に来たら、季節ごとに発行されている手書きのチラシも、ぜひ手に取ってもらいたい。
カラフルな色づかいは見る者をワクワクさせる不思議な魅力がある。
1つ1つの蔵元をリスペクトしてくれる、晶子さんにしかできない手仕事だ。

お酒に対する愛情は信頼となり、造り手とお客さんをつなぐ架け橋となる。

「 遊びに来る感覚で寄って行って！ 」
弾ける笑顔が迎えてくれる、陽だまりのように居心地の良いお店がここにある。
　　　　　　　　

恵比寿屋さんに来たら、ぜひチェックしてほしい！
ネーミングセンスが秀逸な地元菓子も販売中。美味です‼

店舗情報