酒処
あゆ川
「アボカド」
日本酒好きな方が好むつまみ「アボカド」
岩塩で味を引き立たせアボカドの旨味を最大限に味わう。シンプルな料理だが素材を最も愉しむ事が出来る一品。
改めてアボカドが放つ美味しさを実感できる。濃厚なうま味とまろやかな舌触り。岩塩の仕事が絶妙にアボカドの深みを増す。生の果実(アボカドは野菜でなく、果実です!)がこんなに日本酒に合うなんて、他には考えられないです。
店主が自ら釣る鮎を食らう “あゆ専門”
「 酒処 あゆ川」
定年になったらこんな店をやりたいと、奥様と一緒に夢を描き実現した二人の店。
夫婦のこだわりが詰まった素敵な店である。
「あゆ川」の大きな特徴は2つ
一つは店主の長年の趣味である鮎釣り。その鮎を提供する。
まさに天然の鮎を食べる事が出来る。しかも店主が自ら釣って提供している専門店は大変珍しいとの事。
鮎は川の味がそのまま出る繊細な川魚。
「あゆ川」なだけに、川を感じながら鮎を食らう。
大変贅沢な事である。
あゆ川の「鮎の塩焼き」
もちろん焼きにもこだわる。
鮎の塩焼きはとても難しく時間がかかる。それでもお客様はひたすら待つ。待った先には間違いなく幸せが訪れる事を知っている。
強火の遠火で15分程じっくり焼いた鮎は身が “ほっくら” 。見た目が大変キレイな焼き色になるとの事。
そんな話はよだれしか出ない。
もう一つの特徴は店主こだわりの「熊本産の馬刺し」が食べれる。
熊本産の馬刺しは熊本以外では中々扱っていない。他県で食べれる事の貴重さと、種類豊富な部位を扱う大変希少な店。取り扱う部位は不定期入荷の為、都度あるわけではない。そんな所も運を試されているようでワクワクする。
辰野出身の店主。辰野に構える料亭の料理人として11年勤め上げた料理人だ。
素材を大切にし、活かす料理のお手前や、心遣いは一流である。
注文を受けた一品一品をしっかり愉しんで頂く為に、お客様の食べる速度を考え、食べ終わる頃に次の品を出す。決して一度に出す事はない。これもおもてなしのこだわりであり、料理に妥協しない店主の粋な計らい。まさにVIPサービスを普通に行っている居酒屋。その心に感動し更に気分の良い時間に浸る事が出来るのだ。
また「あゆ川」になくてはならない存在の奥様。
気さくで明るい様子は奥様が管理している「あゆ川 FacebooK」からも確認が出来る。
店主を支える様子が人の心を暖かくし、店の雰囲気に繋がっている。
心の奥深くまで和む店。
そしてカウンターには奥様お手製の果実酒
これも「あゆ川」ならではのおもてなしメニュー
全部制覇しないと気が済まない。
果実酒で使った果実を細かく刻んで販売。
カレーやソースなどの深みを出す材料に
デザートやアイスにトッピングし、大人の味に
まだまだ甘みやうま味のある果実。
無駄にしない心も大切である。
辰野町と言えば「夜明け前」。( 蔵元が言うセリフではないですが‥ )
辰野出身の店主。前職も辰野町であった事もあり、夜明け前を大変ご愛好頂いている。
こちらでは種類豊富な夜明け前を扱い、堪能できる有難い店。
そしてお燗にもこだわる。
提供する手間をおしまず湯銭で燗つけをし、燗つけ器は使用ない。
温度は奥様と試行錯誤し、もっとも美味しいタイミングで出す。
燗はやっぱり湯銭が美味しいのだ。
こだわりの宝庫である。酒処「あゆ川」
しかしこだわりを押し付ける訳でもなく、自然でゆったりした時間に美味しいモノ食べ、愉しめる今の時間を改めて幸福と感じさせてくれる。素敵なお店。
その理由はやはり、ご夫婦の「目配り、気配り、心配り」表に出過ぎない控えめなサービス。まさに「おもてなし」を感じ深く心を動かされる所。
酒処「あゆ川」 本当に素敵な店である。
店舗情報
酒処 あゆ川 google map |
【ジャンル】 居酒屋 |
【営業時間】 17:00~23:00 |
【定 休 日】 日曜日 |
【住 所】 〒396-0024 長野県伊那市坂下3309 |
【アクセス】 伊那市駅 伊那北駅より徒歩7分 |
【電話番号】 0265-73-6211 |
「あゆ川」については“飲食店とコラボ企画!「in 伊那市」 酒処「あゆ川」× 夜明け前「練り粕料理 」 ⑨ ”でも紹介中
「練り粕料理 編」